NASA28AM カスタム仕様(現代版72GX STD-HR)

NASAの無線機の中では、稀にカスタム仕様が存在します。
試作機だった物や、特注品な物などで、殆どのカスタム品は、転売されること無く、大切に保管されている事と思います。
この無線機も、NASA通信の代表、山中氏に創作して頂いた無線機で、大変に光栄な事だと思います。
STD−HRは、現在では、もちろん製造されていませんし、中古でも出回らない、大変に珍しい機種でもあります。

一度、受け取りましたが、その後すぐにバージョンアップの
お願いをいたしました。
改造費は、高額になってしまい、日数も掛かりました。
NASAでは、この改造は、もう二度としないとの事です。
チャンネルセレクターの銀のつまみは、前のようにのブラック
のつまみに変更いたしました。
ゴールドのつまみは、在庫限りなので、ゴールドに変更しまし
た。
内部ですぐ分かる、変更点は、変調トランスがハリケーン用に
変更されています。
またAFTrが1173TXに変更の為にL型のヒートシンクが追加
されているのが分かるでしょうか。
SA基盤は、28AMに付いているものと同じです。
ファイナルが1個追加されて、ハリケーンの同じL型に配置さ
れています。
STD-HRと同じ抱き合わせのタイプでお願いしたのですが
社長曰く、L型配置の方がパワーが出るし、効率も良いので
抱き合わせでなく、L型に配置した。との事です。
LPF回りが変更されているのが分かりますか?
部品と効率の関係上から、3段LPFは、DXハリケーンから
の移植です。
3段LPFのコイルは、空芯タイプで効率に優れる物です。
電源のコネクター回りは、無改造ですが、許容範囲がギリギ
リの為にSTD-HR同様の取り出しに変更予定です。
また、かなりの発熱をしますので、今は、無きヒートシンクを
追加して頂きました。



ブラウザの戻るで戻りください。