MAGNUM S-9


GI Joes Radio Electronicsから、輸入しましたが。
日本担当のWESさんに在庫確認してから、注文したほうが、ベストです。
在庫がないと、結構面倒なことになります。

あと、ギャラクシーやMAGNUMのジャンパー線で改造出来るのが分かっているなら、
自己責任で改造無しで送ってもらう事も可能です。
しかしながら、初期不良のチェックして発送するので、30$払って、改造してくれと
WESさんに言われました。

Export Radios(輸出用ラジオや10mアマチュア機)のギャラクシーは、高いですね
ギャラクシー98VHPも付加装置をかなり外して、FMが廃止と変調計と周波数カウン
ターが5桁になり、多少、値段は、下がりました。
フロントパネルが光る、スターライトは、たまりませんが....
でも現在のギャラクシーのサポートは、2970N2の所でも書きましたが、絶望的です
もし壊れて、日本で入手難のICが使われている、基板交換などは、日本は、保証対
象外なので、有料です。
ギャラクシーは、高いですし、サポートを考えると、手が出せません。
スーパースターは、レンジャー系と製造の分からない、2種類ありますが、レンジャー
系で無い方は、、販売店の独自の初期保証なので使い捨て無線機として、考えが正
解です。

メーカーとしては、MAGNUMがサポートが好意的だと思います。
サポートは、MAGNUM International社のサム ルイスさんが、丁寧に対応してくれま
すので、送料は、掛かりますが、日本からの修理も受け付けます。
フラグプレートもエアーメールで無料で届きました。
また、小物の補修部品などは、シリアルをメールすれば、送ってくれます。
サル ルイスさんからのメールには、MAGNUM Internationalは、工場出荷時に、11m
用に調整して出荷しているとの事で、無調整はベストだとメールが来ました。

ちなみにExport Radios(輸出用ラジオや10mアマチュア機)として有名なコネックス
、ギャラクシー、スーパースター、RANGERは、ブランド名なので、基板は、同じ物を
使っていますのでRCI-29**シリーズとギャラクシーのAM変調は、多少の差かなと
思います。
今回は、AMをメインで使う予定ですので、Top Gun製 の変調器とコンプレッサー
を装備しているのが、非常に気に入りました。
トランスレスですが、Top Gun変調機とコンプレッサーで変調は、AMで100パーセン
トの変調が掛かりますので、綺麗で明瞭度の高いAM変調です。
エコーに関しても、FCC機に改造用として定番の、ターボエコーを内蔵していますの
で、お買い得です。
Top Gun変調機とコンプレッサー、ターボエコーは、MAGNUMだけの採用です。
Top Gun変調機とコンプレッサーは、MAGNUMと関係が深いBob's CB Radioで作ら
れています。
マグナムは、コンセプトに沿って、メインボードを自社設計し、自社の部品、他社の部品
を追加していきますので、スマートです、故障時の切り分けが簡単です。

RANGER系は、ブランドに合うようにCB用のメインボートに部品をドンドン追加していく、
様な組み立てで、10m機が出来るので、メインボードの不具合で周波数カウンターが
壊れるなどの問題があります。
29**シリーズが評判良いのは、使いまわしせずに、専用のメインボードを使ってるから
だと思います。
ユーロ圏では、29**シリーズ MAGNUMシリーズだけ販売されていますし。

メインがAMですからAM,FMのS-6でも良かったのですが、GI JoesでS-9が安く
、AM,FM,SSB付きのS-9にしました。
当初の製造は、マレーシアだったのが中国に変わっています。
でも作りは、悪く無いです。
MAGNUMの無線機は、他のUSAメーカーと違い、基板は、紙でなくガラエポで、使
っている銅の量も一番多い、ので耐久性、安定性とRFパフォーマンスの向上の為に
、採用されています。
MAGNUM社の前身、Clear Channel Corporationで販売された、AOR製のAR 3300と
AR 3500は、当時のUSAで販売された10m機よりもクオリティと完成度が高く、名機と
名高いです。
AR 3300とAR 3500の後継がDeltaForce、現在は、OmegaForce S 45 HPとなります。

値段的に、S-9が一番高いです。
AM、SSBの変調は、綺麗な変調です。
しかし周波数カウンター(周波数表示で無い)のでSSBは、周波数調整が面倒です。
MAGNUM S-9は、AMの受信は、感度も良く静かですが、SSBでは、ノイズが目立ち
ます。
SSBの受信は、SSBをメインに考えられたRCI-2970N2と比べると、2970が静かです
が、AMの受信は、ノイジーです。
AMの変調は、イマイチですが、SSBの変調は良いです。

MAGNUMは、欠品すると、納期が長いので、在庫が有る時の購入を御勧めします。
MAGNUM OmegaForce S-45 HPとCR-577も入荷次第、GI Joesから購入します。
サムさんがOmegaForce S-45 HPは、確保してくれましたが、CR-577が在庫が無いた
めに、入荷待ちです。
ちなみにMAGNUM OmegaForce S-45 HPは、CPUの代替品が無く、長い事、欠品し
ていた模様ですが、やっとCPUの調達の目処がついたので再販されますし、CR-577
もやっと再販されますので、欲しい無線機と同時に輸入が割安です。(2010/11/10)


MAGNUM S-9を特徴

丸型の大型メーター(受信時ブルー、送信時レッド、SWR異常時レッドの点滅)

AM,FM,SSB

ファイン&クラリファイヤー

MOS-FETに変更し耐久性とピークパワーのアップ

マグナムだけの標準装備トップガン社変調器 オン/オフスイッチつき。
(スーパー変調機能、1Wから45Wスイング 100%変調 )

マグナムだけの標準装備トップガン社コンプレッサー装備(AM、FM、SSB)

ターボエコーとして発売され、好評なデュアルコントロールのエコー部を装備

AMT装備(オールモード トークバック機構)

ブルーLEDのチャンネル、周波数カウンタ&メーター
(自動でAM時は、5桁 SSB時は、6桁表示)

ディマースイッチ は、3段階

周波数カウンターOFFスイッチ

8バンドセレクタ

高SWRは警告灯、オン/オフスイッチつき

スタンバイピー装備、オン/オフスイッチつき

+10kHzのスイッチ

ANL-NB ANL装備

PA装備

両側にマイクコネクター装備(同時使用可能)

日本からメールすれば、ちゃんと米国のフラグプレートが届く

MAGNUM S-9のPDF




今回は、関税でチェックされて、余分に1200円払いました。
今まで、税金掛からなかったのに、日数も余分に掛かるし。

部品としても、販売されている、好評なターボエコーとトップガン
製のMD−1とCP−1が付いているのもポイント高いです。
ローカルさんにエコーは、テープエコー?と聞かれました。
このエコー部は、FCC規格のCB機に組み付け用として販売されて
評価が高いものです。

一流の工学の手法を用いて、設計生産されたと誇らしげ。


MAGNUM S-9は、左右どちらにも、マイクが付けられる
ので、取り回しは、楽ですね。
また2本同時に使えるのも、面白いです。
標準のマイクは、問題なく普通に使えます。
取説の他に回路図や補足の紙がが付いています。
前のS9は、1969×2でしたが、現在は、MOS−FET
のトランジスター変更されています。
MOS−FETの方が、耐熱、耐久性に優れますから。
トップガン製、MD−1のおかげでキャリアで3W、
P.E.Pで45W以上出ます。
ヒートシンクは、熱くなりますが平気だと思います。



これは、周波数カウンターです、周波数表示じゃ無いんですね。
制御方法の違いで、昔ながらのCB機に近い方法です。
バンドAが25MHz〜バンドHが28MHzまでです。
SSBは、CHセレクターで合わせて、CORとFINEで調整します。
CORで+/− 5KHz、FINEで+/− 1.5KHzです。
もちろん、28.300や27.144にも、ぴったしに合わせられます。
でもRCI−29**シリーズの方が楽ですね。
変調にドスが利いて無いので、合法CBもオッケーかな。
AMTが他社のトークバックですから、自分の変調をモニターしな
がら、送信出来ます。
丸の大型メーターがMAGNUM S-9のポイントですね。
この頃は、丸の大型メーターのStrykeも良く見かけるように
なりました。



電源コードは、NASAと同じタイプ
スイッチは、SWR警告のON,OFFスイッチです。
SWRが高いと、送信時にメーターが赤色の点滅します。
ヒートシンクは、前のモデルより大型化されました。



PLLは、一応シールドされています。
撮影のために蓋を外しました。
内部にもマイクゲインの調整箇所があり、エコー部基盤に
調整箇所(VR−1)がありますので、内部と外部で調整可能です。
付属の回路図と補足に調整箇所が表記されています。
メイン基盤も80Wモデルと同じ、新しい基盤に変更されて
いますので、買ったRFX75(後付リニア)が付けられません。
メイン基盤にコネクターで追加されているので、追加基板
ごとの交換、修理が可能ですね。



CB改造はPLL、IC上のジャンパー追加です。
リセットボタンもあります。
プログラムモードで32MHzまで拡大可能ですが
とても面倒ですから、やっていません。
トップガンコンプレッサーCP−1は、エコー基盤
の下の小さな基盤です。
CP−1は、オールモード常時ONで、調整等
は、無く、ICで自動調整をしています。



トップガン製、MD-1(AM変調基盤)
これは、日本で言うスーパー変調ですね。
キャリア3Wからピーク45W以上まで変調に応じてパワーが出ます。
キャリアは、内部の調整VRで1Wまで絞る事が可能です。
ローカルさんとQSOしてみたのですが、ローカルさん曰く
このタイプの無線機では、今まで、聞いた事が無いぐらい、肉声
を聞いているような明瞭なAMとSSBだと褒められました。
低音や高音が強調されない、ナチュラルで明瞭度が高い、送信
音質で、HF機で聞いてもCB機の様な癖の有る音質とは、全然
違う、S−9は、本当にすばらしい送信音質と絶賛されました。
これが300$で買えるのは、驚きだと。
日本円で3万以下ですからねぇ。
FMは、超ナローです、FM帯まで標準でバンド
が広がらないので、調整する予定は、ありません。
どうしても出たければ、面倒なプログラムモードで
設定することになると思いますが。


周波数カウンターは、AMが5桁でSSBが6桁に
自動で変わります。
CH表示だけより、周波数カウンターがある方が
絶対に便利です、CH表示だけだと、CHと周波数
の一覧表を見るのが、面倒ですからね。
ちなみに現在のギャラクシーの10m機は、5桁のみ
となり、エセアマチュア機と言うよりCB機です。

送信するとメーターが赤色の照明に変わります。
SWRが異常になると、照明が点滅に変わります。
ノイズブランカーの効きは、良好ですし、受信感度
も良好ですので、良い買い物をしました。
スタンバイピーの音も、さりげなくて良いです。

マイクは、AstaticのD104M6、878DM
メーターは、Astatic AST600の後継WORKMAN P5000、
アンテナは、PROCOMMのPT-99に8D2Vを15m
Fair-Rite社のスリーブコアを6個、給電部に付けています。


米国のフラグプレートが届きました。
MAGNUMのサム ルイス氏は、親切ですね。
メールでの対応も素晴らしくて、好感もてます。
現在のGALAXYは、サポートが悪いです。



MAGNUMのサム ルイス氏に257HPのツマミの部品を、
一つ頼んだら、無料で1セット送ってくれました。
MAGNUMは、本当に親切です。




3連計は、WORKMAN P-5000 もちダミロードで送信してますよ。
変調計がイカスと思っています。



これから、暇をみて、色々と調べてみます。
とりあえず、暫定でアップしてもました。


ページを閉じて、お戻りください