OmegaForce S45 HP


GI Joes Radio Electronicsから、輸入しました。

MAGNUM International社のサム ルイスさんが自分用に確保し、MAGNUMのエンジニ
アに再調整して、完璧に調整したとサムさんが言いますし、GI JoesのWESさんも、出荷
前に、全ての動作を確認しての発送でしたが....。
マイクゲインとパワーコントロールのボリュームが、ちょっと回すと大幅に変わってしまうの
が原因ですが、CR577でパワーを出すと思いっきり変調が割れます。
変調が割れないようにマイクゲインを絞ると、パワーが出ません。
どちらにしても変調もボロボロです。
半分ニートでしたから、出費が、とても痛いです。
もう、ちゃんと仕事復帰して、無駄な買い物はしません。ゴメン ママ。

S-9は、CR577と相性が良い様で、良い変調をYouTubeで確認できます。
CR 577のアンプのゲインが高いせいか、ボリュームをあまり上げれません。
ローカルさんに、レポートを頼むと、何言ってるか、変調が潰れてわかりませんと返事が、
来ました。
アスタテックの636LやD104M6に変えると良好です。
ただ636Lは、押しが足りないので、純正マイクを使うのがベストですね。
DeltaForceにトップガン変調機とコンプレッサー、MOSFETのリニアを追加したのが、
OmegaForce S45 HPとなります。
通称は、S45HPです。

OmegaForce S45 HPは、RFX75を追加していますので、AMピークで80Wと記載され
ていますが、80W出すのは、ちと難しいです。
内部の調整で、変調を潰さないで60Wは、出せます。
ちなみに調整箇所ですが
RV117 AMローパワーの調整
RV118 AMハイパワーの調整
RV119 AMの変調度調整
RV117でローパワーを2WにしてRV118のハイパワーを16Wにします。
あとは、RV118とマイクゲインとマイクで調整します。
こりゃ絶対、調整しないで、そのまま出荷してまっせ。
標準では、日本のCB機と違い、マイクゲインを最大にすると、相手が復調出来ません。
GIの封印シールを剥がして、調整してください。

メーターは、アナログとデジタルが2つ付いてますが、送信、受信とも、指針は、合って
いません。

S-9は、変調計(目安)で100%を超えても綺麗な変調なのに、OMEGAは、駄目です。

RFX75は、80W以上出せる実力が有るはずなので、MAGNUMのセッティングが上手く
出来ていないと思います。
マグナムのサム氏は、丁寧にフォローしてくれますが、無線機がこれでは、ね。

また届いた当初は、NB ANLと周波数可変が機能しないので、四苦八苦しました。
PAモードからNB ANLを設定して、問題なく動作するようになりました。
CPUの誤作動だと思いますが、復旧しなかったら、悲惨です。
所詮、外国の無線機ですから、過大な期待は、辞めたほうが良いです。
やはり、輸入するならRCI-29**シリーズが無難な所だと思います。

改造方法は、何種類かありますが、自分の物は、Expanded Mode Onlyに設定されて
います。

(PDFファイル MAGNUM Internationalより、送られたもの)
S45HPの改造方法
取説
調整方法

OmegaForce S45 HPの特徴

AM,FM,SSB,PA

MOS-FETのリニアアンプ RFX75追加

トップガン社変調器 オン/オフスイッチつき。
(スーパー変調機能、1Wからスイング 100%変調 )

マグナムだけの標準装備トップガン社コンプレッサー装備(AM、FM、SSB)

ターボエコーとして発売され、好評なデュアルコントロールのエコー部を装備

AMT装備(オールモード トークバック機構)

ディマースイッチ は、2段階

スタンバイピー装備、オン/オフスイッチつき

両側にマイクコネクター装備(6ピンと4ピン)

1kHz、10kHz/100kHz のステップ

5 桁周波数表示

マイクで周波数コントロール

周波数とモードを含む5メモリ チャネル。

デュアル S/RF メートル  針式と液晶表示

RF ゲインとマイク コントロール

SWRメーターつき

1kHz Clarifier TX と RX

NB とANL (同時使用)

スキャン機能。

最後の使用チャネルを記憶。

周波数オフセット リピーター機能

トーンコントロール。




箱もハイパワーモデルなのに、前の
タイプの箱を使用しています。



かなり期待していたのですが
見事に裏切られました。
マイクの内部に調整VRがあり、出力を可変
できます。
またマイクのマグナムのプレートで、周波数をアップダウン
か可能です。



始めは、分かりにくい、ダブルファンクション
普通のアマ機か、29**シリーズの方が
よっぽど操作性に優れます。



届いた日にNB ANLが効かない
周波数やチャンネルが変わらない
CPUが暴走していました。
GI JoesとMagnumにメールしても、出荷時は、
異常なかったと逃げる逃げる。
期待していたのですが
やられたと思いました。
半分ニートの俺を虐めて楽しいか?
と思いました。



内部はS-9の方が、きっちり作っている
感じがします。
パッチンコアを追加してみました。
ギャラクシーの脆さを同じように感じます。
モードは、Expanded Mode Onlyに設定。



RFX-75が追加されています。
フィリピン製ですから、期待したのですが
届いた無線機で80Wを出すのは、至難の業。
また、冷却ファンが無いから、熱くなると、パワー
ダウンを、すぐしますので、ファンが必要。



この配線に、パッチンコアを噛ませると
変調が改善するはずです。
あと配線の取り回しを変更。
メーカーでやっとけよ。と



これは、はずれです。
絶対に、アメリカ製の無線機は、何かあります。
今回で完璧に御国柄がわかりました。
メイドイン ジャパンが世界で有名なのも、良く分かりました。
MAGNUMのエンジニアも期待外れでした。
これで良しとする、アメリカ人の感覚が理解出来ません。
もう無駄遣いは、辞めました。
TS-950SDXの後継機の為に貯金に励みます。
これにて、終了。


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