OF-912T (後期)

OF−912Tの後期となります。
下の912から部品を移植し、完全オリジナルです。
オークションで人気機種ですが、高値で取引されている事を、良く見る
事あります。
オーフナの前期は、安価な漁業無線と販売もされていたようで、マリン
ソケット付きのレアな物も、オークションで見かける事があります。
最終型は、ゲルマが入手難のせいか、シリコンタイプを使用しています
が、オーフナは、ゲルマ使った物が好まれるようです。
オークションで落札したのですが、ゲルマトランジスターとファイナル、
抵抗等が交換されていました。
また、何点かのコンデンサーが爆発寸前や接触不良等が、ありました
が、フレンド局がO/Hしてくれました。
その後、自分で改造されている部分をオリジナルに戻して、あります。
ケースは、現在の復刻版の物を使用していますが、上下カバーが少し
大きいために、ネジを締めこんで行くと、歪んでしまうために、旧部品
を再塗装しようと思っています。

使用感としては、変調トランスが大きいので、深い変調が掛かると思い
ますが、想像を裏切る、細い変調です。
オーディオ用ゲルマトランジスターは、入手難の4SB481×2を使用し
て、ファイナルトランジスターも入手難の2SC799×2となっています。
ゲルマは、金属部分に触れるとショートしますので、保護のプレートが
付けられています。
パワーコンを追加された物も多いですが、オリジナルを損ねないよう
に、スケルチがパワーコンになった物が多いです。
リヤのTVIトラップは、リレーの交換時に、外されてしまう物が多いです
、オリジナルを大切にするひとは、注意が必要です。

オーフナの唸りに付いて、以前に他局のレポートを拝見した時に知りま
したが、当時の設計は、測定器を使わずに、設計者のカンで設計され
たので、発振回路に問題があり、周波数変動により、唸りが発生すると
呼んだことがあります。
もちろん、某TUも、唸るように改造できますが、水晶にコンデンサーを
つけて唸らしているみたいですよ。

また長時間の電源の逆接したものには、手を出さない方が懸命です。
かなりの部品交換を要します。

内部の様子
基盤の表示
リヤの様子






OF-912T (後期)

これも上と同じ912の後期ですが、入手時は、かなりの部品が欠品や
交換されていました。
ゲルマトランジスターやサーミスター、抵抗、トランジスター、コンデンサ
ーが欠品、かなりの数の配線やジャンパーの改造を、他局から頂いた
配線図を見ながら、戻しました。
初めは、部品取りで、他の方に売ろうと思っていたのですが、勿体無い
ので、部品を集めて、使えるように直しました。
オリジナルの変調を生かすべく、代替品で無い部品を選び集めました
ので、知識先行の自分の修理のために、かなりの日数を費やしました。
若かりし頃、NASAの技術者になろうと思った時期もあったのですが
色々難しく断念しましたが、もし就職していたら、知識と技術で完璧だ
ったかもなんて思ってしまいながら、ハンダゴテを持ちました。

この912は、パワーコンの改造、リレー交換とその時にリレー用りソケット
を追加されていますのでTVIトラップが外されています、またゲルマ用
の保護板もありませんが、基盤上の殆どの部品がオリジナルですので、
変調や送信も、オリジナルと遜色ありません。
復刻版を買うより、全然安上がりに仕上がりました。
当初、バワーコンは、変調ランプ用の穴に付けられていましたので前面
カバーを古い物と交換して、パワーコン用のトランジスターを交換して、
とオリジナルに近い様に改造し直しました。
また、ランデブー時の、引っ付き対策等の対策もしましたので、28AM
用に使用予定です。
しかし、912は、1波にたいして、水晶が2個使用いたしますので、水
晶代が悩みの種です。
NASAを代表するクリスタルシンセは、水晶1個で4波でます。
写真では、2SB474が付いていますが481と余り変わりが無いようで
す。

リヤの様子






Robyn TR-123C

工事中
PACEブランドですが、Eagle-2300をPACEにOEMした物だと思われます
付属してきたマイクもプリモ製でした。
小さなメーターが独特で、全体的な大きさは、横幅はあるのですが、高さ
は、通常の無線機よりないため、薄いです。
薄さの追求のためでしょうか?電源コネクターは、DCプラグ方式が採用さ
れています。

ケース'やツマミ、スイッチなど、COMBATと同じです。

年式の割には、程度は、良いと思いますが、ケース横に穴が2つほど、開
けられているのが、とても、残念な所です。



がオリジナルで動作可能、綺麗な物をコレ


内部の様子
リヤの様子
銘板






Robyn TR-123C
(シリコントランジスター)

工事中
PACEブランドですが、Eagle-2300をPACEにOEMした物だと思われます
付属してきたマイクもプリモ製でした。
小さなメーターが独特で、全体的な大きさは、横幅はあるのですが、高さ
は、通常の無線機よりないため、薄いです。
薄さの追求のためでしょうか?電源コネクターは、DCプラグ方式が採用さ
れています。

ケース'やツマミ、スイッチなど、COMBATと同じです。

年式の割には、程度は、良いと思いますが、ケース横に穴が2つほど、開
けられているのが、とても、残念な所です。



がオリジナルで動作可能、綺麗な物をコレ


内部の様子
リヤの様子
銘板






PACE 123(Eagle-2300 OEM)

PACEブランドですが、Eagle-2300をPACEにOEMした物だと思われます。
付属してきたマイクもプリモ製でした。
小さなメーターが独特で、全体的な大きさは、横幅はあるのですが、高さ
は、通常の無線機よりないため、薄いです。
薄さの追求のためでしょうか?電源コネクターは、DCプラグ方式が採用さ
れています。

ケース'やツマミ、スイッチなど、COMBATと同じです。

年式の割には、程度は、良いと思いますが、ケース横に穴が2つほど、開
けられているのが、とても、残念な所です。
コレクションは、基本的に外観がオリジナルで動作可能、綺麗な物をコレ
クションする事にしています。







内部の様子
リヤの様子






COMBAT 48

AB誌でCBのページを書いていたライターの方、すわん氏が褒めてい
ていらっしゃる、COMBAT−48です。
ライダー系と似ていますのでオーフナの製造だと思います。
日本用にCBとPAの切替をなくして、バンド切替に変更しています。

ライダー系と同じ様に受信切り替えがあり、ローカルとDX用に切り替え
が可能な為に、912のように引っ付き対策は、不要です。

バンド切り替えもフロントパネルに分かり易く書いてあります。

TANと書かれた赤いLEDは、変調ランプで無く、電源投入で赤く光る
だけです。

入手時は、電源が入と言われていたので安心して買ったのですが、開け
て、びっくり、かなりの部品の欠品がありました。
ライダー系と似ているので、同じだろうと思ったのですが、かなり変更が
あり、途方にくれていましたら、すわん氏が修理をしてくださいました。
今では、問題なく、太い変調でプラスいたします。

28MHzに改造して、出てみたいと思っています。


内部の様子
リヤの様子






OF-912T 30周年モデル (復刻版)

これは、大栄モデルと呼ばれる、復刻版です。
頼まれて大栄電子に買い物に行ったことがありますが、駅前で、珍しい
CB機を販売していました。
今は、廃業してしまったようで、残念です。
しかし、今でも普通の物は、チバホビーで購入可能かも知れません。
復刻版といっても、オリジナルに比べ多少の変更しかないために、、T
Uを購入するよりは、このタイプの購入をお勧めします。
実家近くのアドミラル電子で作られていたようですが、現在は、違う所
で細々と作られているみたいです。
ゲルマは、当初2SB473が使用されていますが、少し新しいと2SB36
7に変更されています。
マイクも当初のタイプは、ブリモでしたが、今では、無名の物を使用して
います。

このタイプは、30周年の復刻版となりますので、前面から上下カバーが
メッキ仕様となっています。
また、CBとPA切り替えは、スーパー変調の切り替えとなっていますが、
NASAのダブルパワーコンのように、最小の調整が出来ません。
パワーコンは。スケルチで無く、後ろのPA用のスピーカージャックが潰
されて可変抵抗のボリュームが付けられています。
大栄モデルは、部品の代替のためだと思いますが、オリジナルに比べ
て変調が深いので、オリジナルが好きな方は、可変抵抗を取り付けてみ
てください

ここからオリジナルに近づける改造です。
まずは、使用した部品です。
2SC799×2とヒートシンク、ゲルマトランジスター、変調ランプのカバ
ー、10KΩの半固定、500Ωの半固定、以上です。
復刻版は、ファイナルが一つダミーです。(外して驚きました)
しかし、追加の取り付けは、問題ないので、2SC799を2個とヒートシン
クを、取り付けてください。
また、ゲルマが代替品なので、474辺りを購入して、交換すればOKで
す。
最後は、基盤に半固定が不足していますので10KΩの3本足を購入し
て取り付ければ、殆どオリジナルに近くなります。

内部の様子
リヤの様子






OF-912T (復刻版)
ケムリちゃんスペシャル


これは、大栄モデルの、けむりちゃんスペシャルです。
定番のスピーカーは、外されて、ブルーのLEDに変更されています。
内部に追加部品をコーキングして、回路定数をわからないように、してい
ます。

一時期は、改造に半年待ちと言われた程の人気ぶりでした。


使った事がないのですが、仕様は、定番の高音カリカリ変調です。











内部の様子
リヤの様子



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