DRAGON SS−485H


塚本無線の全盛期は、かなり力を持っていたようで
このドラゴンシリーズは、韓国のメーカーに塚本無線がオーダーしたと
言われています。
ドラゴンパート2に到っては、NASA46GT−Uをコンセプトにしたと言
われています。
この時代に韓国では、クリスタルシンセの無線機なんぞ、作らなかった
と思いますから、当時の塚本無線の力が凄かった実証でしょう。
パーソナルのUFOシリーズは、塚本が開発した、最高傑作だと、言わ
れていました。
UFOを販売するにあたり、初期のUFOは、立ち上げ機が必要で、塚
本と親密な販売店には、立ち上げ機がありました。

ドラゴンは、かなりのコストダウンがされていますから、ツマミのゴムの粘
り、が発生してますし、スイッチ類の壊れやすさは、注意が必要です。
当時の値段も他機に比べて安かったです。

マグナムの257も同じだと思うので、怖くて買えません。

フロントベゼルは、2種類あったと思います。
購入店は、塚本無線と親密な関係をしていたみたいで、値段は、同じ
でいいよ、と言われた気がします。
もちろんUFOの立ち上げ機も持っている販売店です。




この箱のパッケージも発砲スチロールを使わない梱包方式です。


限定だったか、選べたのか、フロントベゼルは、木目仕様。
ツマミは、FT−1000MPバリの粘り発生してます。



ヒートシンクは、大型で問題ないと思います。
外部スピーカーのジャックのみ。

フロントベゼル裏の基板にCPUだけ液晶だボリュームだ
とハンダで取り付けてあり、交換で互換品が探せない
と思いますから、修理は、不可能だと思います。





このシリーズは、プロスターやマグナムや色々なメーカーから
現在も出でいますが、耐久性に問題があるので、御勧め出来
ません。
10mAMでも、少々パワーが足りないのが、残念です。
塚本無線が現役で無線関係を続けていれば、外装を含む修
理も出来たと思いますが。


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