SONY ICB−770

 ご存知、ソニーの合法CB無線機です。結構売れましたので持っている局長さんは多いのではないでしょうか?28MHzに改造して、移動運用、屋外作業時のコンデションチェック用に重宝すると思いオークションでゲットいたしました。

DCコード(ヒューズは入れましょう)つないで電源OK、VRガリ、チャンネルセレクター接触不良がありました。 VRはアルコールスプレー吹いてクリクリ、OKになりました。

ケース内はお決まりの電池の液漏れありましたがカー用品の錆び取りクリーナーで除去完了です。

サイドパネル外してアンテナ線外せば基盤が抜けますね。

あれっ!マイクが無いと思ったら4ピンコネクタになってました。

うんとこしょ、と本体をゆっくりと引き抜きます。

アズマに28.305MHz用の17.610MHz、28.285MHz用の17.590MHzの水晶注文いたしました。 サンプルでノーマルのクリスタル添付しました。ノーマルは周波数書いて無いんです。計算方法は

目的周波数ー10.695MHz=クリスタル周波数

ノーマルは各チャンネルごとに1個クリスタルありますので全部抜いて購入したクリスタル好きな場所に挿入です。

調整

 FT−817Rさん、チャットで指導のもと調整いたしました。
 この無線機は0.5Wと出力が小さいので電源ラインにテスター(電流測定できるもの)つないで消費電力測定いたしました。

調整用に27と28のクリスタルを装着し消費電力を測定いたしました。 調整時は基盤を持ち上げなくても本体の電池ケースを外せば各コイル調整できます。

★無調整時

       27MHz      28MHz 

受信    75mA       75mA

送信   215mA      170mA

☆調整後

受信    75mA       75mA

送信   170mA      210mA

と、なりました。

調整箇所は

送信 L8、9、11、16、17

受信 L1、2、3、14

送信は消費電流が大きくなるように、受信はノイズ最大に調整いたしました。L11のコイルにあってはコアを抜いてしまうと27、28共に最大になりましたので外してしまいました。FT−817Rさんに修理していただいたICB−680もファイナルのコアは外したとの事です。ここが0.5Wへの調整ポイントなのでしょうか?

28で受信を調整しても27は受信していますが、28で送信を調整すると27Mはドライブしないらしく、微弱電波のみのようです。まあ、私は誤送信防止のため27MHzのクリスタルは外しました。早く、申請しないとな〜