TSー850S AM基板

 この無線機の欠点はやはりAM変調ですね。今回もTS−50に入れた回路を挿入することにしました。
 挿入場所はIFユニットのIC3(AN612)の手前、C144(0.1μ)を外しそこに入れました。

回路図 ←クリック

C144は下の画像の中央部分です。チップコンデンサーは丁寧に外してください。

配線右側が出力側になります。狭いので他の部品を燃やさないように・・・ 。8V及びAM時8VはIC3の近くのプリント基板から取りました。書いてありますから、すぐにわかります。

 基盤の部品ですがTA7060PでもTA7060APでも一緒です。

 蛇の目基板はしたの様に銅箔テープでアースを作ってから作業すると楽ですね。プリント基板チャレンジしたいが良くわからん・・・

 シールド線ですが私は基板から無線機に1本だけ配線してます。各半田場所は芯線だけつなげています。下の右側は基板の方に、左側は熱収縮チューブを被せています。

 こんなんできました。YK−88CN−1を外して、そのネジで基板を固定しました。半固定VRは1個しか付けませんでした。入力側はいつも全開ですので。
 これでAMもバッチリです!!受信音はフィルター広く設定できますので送受信FBになりました。

ついでにBC帯感度アップ!

 中波帯(0.5〜1.6MHz)ではRFのバンドパス・フィルターの後にATT(R7、R8,R9)が入っています。これではAM放送はまともに?受信できません。そこで今回は簡単にコンデンサー(0.01μ)でジャンパーしました。ジャンパーポイントは基盤にそれ用と思われる穴がありますのでそこに装着いたしました。これでQSOに疲れた時は田舎のAM放送でも聞きましょう。
 この改造で本来のアマチュアバンドの受信には影響ありませんが自己責任でお願いいたします。